2010年03月28日

大学院の助産教育などでヒアリング―文科省検討会(医療介護CBニュース)

 文部科学省の「大学における看護系人材養成の在り方に関する検討会」(座長=中山洋子・福島県立医科大看護学部長)は3月26日、第8回会合を開いた。天使大学長の近藤潤子氏、聖路加看護大教授の堀内成子氏から大学院での助産教育について、市民団体「イデアフォー」世話人の中澤幾子氏から高度専門職業人への期待についてヒアリングを行った後、委員らが意見交換した。

 ヒアリングではまず、近藤氏が天使大大学院助産研究科助産専攻の現状などを紹介。同大大学院は、助産師養成を目的とした「助産基礎分野」のほか、助産師教員育成を目的とした「助産教育分野」を設置している。近藤氏は教育目標として、▽正常経過の診断・ケアおよび、正常からの逸脱の判断およびケアができる能力の育成▽地域母子保健活動を多職種と連携・協働しながら主体的に実践できる能力、ならびに政策化できる能力の育成―などを挙げた。このほか、少人数による教育といった教育方法の特色や、2分野それぞれの年次教育計画や実習展開などを説明した。
 続いて、堀内氏が聖路加看護大大学院看護学研究科ウィメンズヘルス・助産学専攻の「修士論文コース」と「上級実践コース」について説明。それによると、「修士論文コース」は専門分野での専門性を高めて研究能力を開発することを、「上級実践コース」では看護・助産ケアや管理のスペシャリストとして機能できるよう、より専門性を深めた実践能力を開発することを目指す。堀内氏によると、「修士論文コース」修了者のほとんどが大学教員として就職し、「上級実践コース」修了者は病院などで「実践者」として活躍しているという。
 堀内氏はまた、教育を通して獲得する能力として、▽正常妊産婦の診断・ケア能力▽EBMを基盤にした実践変革力▽職業人としての品位と強靭性▽自立して実践開業する基礎力-などを挙げた。

 中澤氏は高度専門職業人に対する期待について、自身の体験など3つのエピソードを紹介し、看護師には医師や患者とのコミュニケーション能力が求められると指摘。また、「チーム医療」についても言及し、医師と同等の発言力がある看護師、薬剤師、ソーシャルワーカーなどが不可欠だと強調した。さらに、「(多職種が)意見交換をしなければチーム医療の意味がない」として、ディスカッション能力の必要性を訴えた。

 その後の意見交換では、松尾清一委員(名大医学部附属病院長)が「チーム医療の観点から、多職種とのかかわりに関する教育のカリキュラムはどうなっているのか」と質問。
 これに対し堀内氏は、「(実習で)事例ごとに状況判断をする場面では、助産師や産科医、小児科医との連携をどのようにするかを学ぶチャンスはある」と述べた。また近藤氏は、医師の見解を交えて学習する機会はあるものの、「どちらかというと、できるだけ正常ケースを選んで学習しているので、医師と直接やりとりする機会は多くない」と答えた。
 これを受け中澤氏は、「正常ケースだけでなく、何かあったときの危機管理能力を育てる教育はできないのか」と質問。堀内氏は、「実習では、正常から移行した場合にどのタイミングで医師に知らせ、どのように搬送、ケアをするかの『グレーライン』も含まれる。セーフティーマネジメントに関する演習も行っている」と答えた。

 次回会合は5月20日に開かれ、引き続きヒアリングを行う予定。


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2010年03月26日

新潮社側の敗訴確定 ノースアジア大名誉棄損訴訟で最高裁(産経新聞)

 「週刊新潮」の記事で名誉を傷つけられたとして、ノースアジア大学(秋田市、旧秋田経済法科大学)と小泉健理事長が、発行元の新潮社側に損害賠償などを求めた訴訟の上告審で、最高裁第1小法廷(桜井龍子裁判長)は新潮社側の上告を退ける決定をした。同社側に600万円の支払いを命じた1審判決を変更、賠償額を計約630万円とし、同誌と地元紙への謝罪広告掲載を命じた2審東京高裁判決が確定した。決定は18日付。

 2審判決などによると、同誌は平成19年11月8日号に「秋田経法大を乗っ取った『創価学会』弁護士の『伝書鳩スパイ網』恐怖政治」と題する記事を掲載した。

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2010年03月20日

<鳩山邦夫氏>自民党に離党届を提出(毎日新聞)

 自民党の鳩山邦夫元総務相は15日午後、離党届を提出した。鳩山氏は午後6時半から東京都千代田区内の事務所で記者会見する。

 また、園田博之幹事長代理は同日午後、党本部で大島理森幹事長と会い、役職を辞任することを伝えた。

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